2024年01月10日 12:57

ズドーーーンと行政書士法人INQは、補助金申請プロセスをDXする新サービス「補助金エージェントα版」をリリースした。
主に補助金の申請支援をするのは税理士、中小企業診断士、行政書士などの士業がメインとなる。士業の人々は専門的な知識を活用してクライアントに価値を提供する一方で、補助金申請業務の一部は定型フォーマットに合わせた申請書作成が主となる。そうした士業の人々がより自分たちの専門分野で力を発揮し、「士業の仕事をなくすAI」ではなく「士業のアシスタントとなるAI」として活用してもらいたいという思いで補助金エージェントをリリースする。
補助金エージェントは、事業者のホームページや会社概要、サービス概要資料、さらにヒアリングの音声や動画データを活用し、AIを用いて補助金申請書のドラフト作成(下書き作成)を迅速に作成する。このサービスは、補助金申請における時間と労力の削減を目的とし、補助金の申請代行やコンサルを行う士業が本来の業務に集中できることを目指す。現在クローズドに利用している企業ではドラフト作成時間が最大で5時間から10分まで短縮できている。現在、このサービスは「ものづくり補助金」と「事業再構築補助金」に対応。今後は「小規模事業者持続化補助金」についても対応を予定している。
α版の料金は、10申請書につき2万9800円(税抜)。10申請書を超える場合は、1申請書あたり2980円(税抜)加算。