2023年12月06日 15:52

「こえのつばさ」は12月5日、江戸川区立松江第二中学校にて、中学生を対象に声優の逢坂良太さんを講師として「声優によるキャリア教育」を開催した。
当日、逢坂さんは文学作品、夏目漱石「吾輩は猫である」を朗読し、「声優による架空キャラクター演技」では3役を披露。声優が演じるそれぞれのキャラクターに生徒がイラスト制作し、そのイラストに声優が声を当てるアテレコを実施した。また「声優と生徒との朗読劇」では、声優と代表生徒4人で朗読劇を行い、参加した生徒たちは熱の入った演技を見せた。声優への質問コーナーでは、生徒たちは声優に聞いてみたい質問を行い、最後は生徒たちへのメッセージとして、逢坂さんがこれからの人生について熱く語った。
アニメで活躍する声優は、今や子供たちにとってあこがれであり、目標でもある。また将来なりたい職業でもアニメ声優は人気の高い職業でもあり、子供たちにとって影響力のある職業の一つ。1週間に1回以上アニメを見ている子供が80%を超える中で、多くの子供たちにとってわかりやすい職業であり、技量を持ち合わせている声優はまさにキャリア教育に適している。
朗読を通じて読書への関心を、キャラクター実演を通じて表現力の学びを、声優の体験談を通じて将来への夢や希望を持つ大切さを感じることが本キャリア教育の目的。本年度は都内で21校の開催を予定。なお、キャリア教育の様子は後日こちらにて動画公開予定。