2023年12月06日 09:03

HIECALは、「南青山即今」において、根津嘉一郎さんが大正8年以降、毎年恒例として年末の茶会を催し、高橋箒庵に「歳暮茶博士」とまで評された歳暮茶会の料理を再現したコースを、12月7日より提供する。また、12月16日16時より武蔵野市の茶室「一枝窓」にて、解説付で夜会の茶事を体験する茶事勉強会を、12月24日14時より新宿区の「色離庵」にて、茶道具の一つである「茶杓」について学ぶ数寄勉強会を開催する。

HIECALは、日本文化の総合芸術と言われる茶道の醍醐味である「茶事」の楽しさを、もっと多くの人に知ってもらいたいとの思いから、茶事体験の店として、表参道に「南青山即今」、落合に「夜咄Sahan」を運営しており、日本文化のコンサルティング「烏鷺(うろ)」など幅広く活動している。

「南青山即今」は、茶道宗和流十八代の宇田川宗光さんが監修する茶事体験の店で、蝋燭灯りの小間の茶室で楽しむ茶道の点前、広間でくつろぎながら味わう茶懐石を愉しめる。また、近代数寄者が亭主の趣向で新しい食材を取り入れて茶事を行ったように、洋食やカクテル、ビーガン料理等を取り入れたりすることもできる。

ほか、「茶事勉強会」一枝会(夜会の茶事)を12月16日16時より開催。参加費は2万円。また、「色離庵」にて12月24日14時より、「茶杓」の魅力について学ぶ勉強会を開催する。参加費は4000円。