2023年12月04日 10:10

東京都町田市は、8月に策定した「町田市食品ロス削減推進計画」を推進するため、市内飲食店等から発生する食品ロス削減を目的に、フードシェアリングサービス「TABETE(たべて)」を運営するコークッキングと「町田市における食品ロス削減に向けた連携協定」を12月1日に締結した。
人口約43万人、東京都の南部に位置し、都心から電車で30分程度の場所にある町田市。町田駅周辺は大型商業施設が立ち並び、古くから栄えてきた商店街も健在。駅から少し離れると、里山の風景、緑いっぱいの公園、地場野菜を作る農地など、自然も多くある。街の便利さと自然のどちらも味わえるまちだ。
フードシェアリングサービス「TABETE」は、飲食店等で、まだおいしく安全に食べられるのに「食品ロス」となってしまう危機に面している食べものとユーザーをマッチングするアプリ。現在のユーザー数約79万人、登録店舗数は全国で約2700店舗。ユーザーが「TABETE」を利用してお得に買い物をすることで、お店の「売り切り」を応援することになり、食品ロスの削減につながる。
今回の協力事項は、(1)「TABETE」を活用する市内飲食店の増加に向けた取組、(2)市内事業者及び市民に向けた、市の食品ロス削減の推進に関する広報及び普及啓発等の取組、など。食品ロスの削減及び食品ロスの削減に対する市民意識の向上に向けた取組を、相互に協力して実施する。
協定締結日は12月1日。