2023年11月30日 09:50

ちくご川コミュニティ財団は、学校に行けない・行かない子ども(不登校の子ども)の学びを応援する取り組み「子どもの多様な学びの場を保障するための基金」プロジェクトを開始する。

ちくご川コミュニティ財団は、福岡県で初めて、市民が立ち上げたコミュニティ財団として2019年に誕生した。九州最大の河川「筑後川」が流れる地域(福岡、佐賀、熊本、大分の4県)で、CSO(市民活動団体)をサポートする中間支援組織だ。「子ども若者支援」「災害支援」に焦点を当て、独自の基金による助成事業のほか、休眠預金等活用事業の資金分配団体を務めている。

「多様な学び基金プロジェクト」は、フリースクール、オルタナティブスクール、ホームエデュケーションなど、公的な学校以外を学びの場として選択する子どもたちを対象にした給付型の奨学金事業。民間財団が、フリースクール等利用者への奨学金事業とその基金を立ち上げるのは九州初となる。地域や市民みんなで支えるプロジェクトとして、まずは基金の立ち上げを目指すクラウドファンディングを実施。基金の愛称やロゴマーク募集も順次始まる。このプロジェクトに加わる西日本新聞社は九州トップの発行部数を誇るブロック紙で、教育や多様な学びに関する報道を続けている。基金の立ち上げや奨学金事業に関する情報を地域に届けるために報道する。

目標金額は300万円。実施期間は12月1日~2024年1月31日。

クラウドファンディングページ