2023年11月29日 12:03

リビングロボットは、同社が開発を進めている、高齢者生活サポートのためのパートナーロボット「見守りウィーゴ」の実証実験を開始した。

リビングロボットは、人とロボットが共に生き、成長する社会の実現をめざして、パートナーロボットおよび関連技術の開発をおこなうテクノロジー企業。「見守りウィーゴ」は、高齢者の生活をサポートする二足歩行ロボット。とりとめのないおしゃべりをしたり、落語や漫才といったエンターテインメントを楽しめる機能や、ロボットが手を上げたり、足を上げたり、歩いたり、走ったり、音楽に合わせて踊ったり、でんぐり返ししたり、と様々な動きや機能がある。日常を楽しくアクティブに過ごせるコンテンツを多数用意している。

今回の実証実験は、福島県相馬郡飯舘村に続き、福島県南相馬市でも実施。「見守りウィーゴ」の、エンタメ機能・おしゃべり機能を使って、高齢者の会話を促したり、ロボットの動きを真似して一緒に身体を動かしたり、ロボットが落語や漫才をしている様を見て楽しんでもらい、利用者のQOL向上を目指す。家族のように触れ合えるロボット「見守りウィーゴ」が、高齢者の生活の中でどのように役立つ事ができるかを検証。高齢者の声を活かし、2024年のサービス化を目指す。

実証期間は、福島県相馬郡飯舘村:11月7日~12月(予定)、福島県南相馬市:11月8日~12月(予定)。場所は、飯舘村:飯舘村サポートセンター、南相馬市:福寿園デイサービスセンター、相馬の里デイサービスセンター、看護小規模多機能施設ナーシングホームつばさ原町。

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