2023年11月10日 10:06

八王子市と日本コンベンションサービスは、伝統工芸や製造業など、八王子市内の工房・工場12か所を現地で見学・体験できるイベント「八王子オープンファクトリー2023」を11月18日・19日に開催する。

八王子市は桑都と呼ばれ、古くから織物を地場産業とする産業都市として栄えてきた。その後、日本経済の発展のなかで、高度な技術を持つ多くの製造業が集まり、大規模な商業施設も開業するなど、首都圏西部の中核的な都市として発展を遂げてきた。

「八王子オープンファクトリー2023」は、伝統産業はもちろん、様々な先端技術を持つ八王子市内の企業を広く知ってもらう目的で開催する体験型イベント。都内で唯一製造している東京こけし、廃棄される木材を使ったカラフルなクリスマスツリー製作、型紙を使って染める伝統の型染体験など、日頃体験することができない工房や工場で、職人や技術者が直接、本物の道具や素材を使ってものづくりを指南してくれる。

主な体験内容は、「大蔵木工所」東京こけしの製造工程を見学後、木材削り体験・東京こけしへの絵付け体験、「八王子現代家具工芸学校」廃棄処分される家具や山や森で出た廃棄される木材を使い、様々な色の木を板に貼り付けて作るクリスマスツリー作り、「八王子織物工業組合」経済産業大臣指定の伝統的工芸品「多摩織」で、自分で手織りした世界で一つの織物づくり、「藤本染工芸」日本に古くから伝わる手差し型染(型紙を使った染物)でカラフルなしおりかハガキ作り、「橋本要助商店」水性エナメルという塗料で石に絵を描くストーンアート体験。

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