2023年11月09日 12:55

静岡県では、「ふじのくに孤独・孤立対策プラットフォーム」を設置した。

今、日本では、社会環境の変化により人と人との「つながり」が希薄化し、孤独・孤立の問題が顕在化・深刻化している。今後、単身世帯や単身高齢世帯の増加が見込まれる中、孤独・孤立の問題の深刻化が懸念される。静岡県では、行政、NPO、社会福祉協議会、社会福祉法人、企業等が協働し、それぞれの得意分野を生かして孤独・孤立に対応していくため「ふじのくに孤独・孤立対策プラットフォーム」を設置した。

プラットフォームに参加すると、先進事例の紹介や研修等を通じ、孤独・孤立問題に悩んでいる人や家族の目線に立った伴走支援の実現に役立つ情報を入手することができる。また、会員同士の連携を進め、孤独・孤立の解消に向け、団体の種別や活動分野、地域・市町の枠に捉われないつながりを作ることができる。さらに、孤独・孤立対策に関する国や静岡県の情報をお知らせ。会員が実施する関連活動の情報をプラットフォーム内で発信・共有することもできる。

今回、「ふじのくに孤独・孤立対策プラットフォーム」の設立記念として11月20日に開催するシンポジウムの参加者を募集。同シンポジウムでは、基調講演やパネルディスカッションを通じて、課題の共有や他県の先駆的な取組を学び、孤独・孤立を予防する地域づくりを推進していく。

入会費、年会費は無料。

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