2023年11月08日 12:53

ジオ・マークは、これまで培ってきたイラストマップの高機能デジタルマップ化技術に、新たに世界最高峰のAI翻訳技術を有するDeepL SE社の翻訳機能を実装。これまで日本語でのみ案内していた地図でも、手軽に最大31言語に対応した多言語対応デジタルマップに自動生成できる「AI翻訳MAP」サービスを開始した。

これにより、今後拡大が期待されるインバウンド客に対する受け入れ環境整備を実現。多言語案内マップを活用した情報充実による顧客満足の向上、観光案内所における対応負荷の削減の実現を目指す。

同社はデジタルマップ制作管理クラウドサービス「GEOMARK」を自社開発し、事業を開始。イラストマップを活用した、分かりやすく魅力が伝わりやすいデジタルマップは複数の自治体や観光協会で利用され、さまざまな効果を上げている。一方で多くの人から、地元メディアの速やかな多言語化についての要望が寄せられていた。

ただ「インバウンド需要向けに情報発信を実施したいが、既存の紙媒体を多言語に翻訳して印刷も実施すると、今後継続的に多額のコストがかかり続けてしまう」という自治体や観光事業者の悩みの声もあり、本機能を開発、リリース。既にデジタルイラストマップの制作管理サービスを使用していた人も、低コストかつ速やかに多言語での情報発信が可能となる。対応言語はバリエーション含め31言語。翻訳マップのサンプルはこちら