2023年11月08日 12:16

Alpaca.Labが展開する運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」は、11月1日付で和歌山県と進出協定を締結した。

「AIRCLE」は2020年8月に一般利用者向けサービスを開始し、利用者は10万ダウンロード、180業者390台以上が登録されており、累計注文数は20万件を突破した。効率的なアルゴリズムにより最適な配車により、配車確定まで平均30秒、平均到着時間は9分となり、従来と比較すると約80%以上の時間短縮に成功し、今までにない配車体験と業務改善を実現した。

和歌山県は人口1000人当たりの飲酒運転検挙率が全国でもワースト3に入る。運転代行業者は、総人口や飲食店数の減少に伴う運転代行需要の低下、ドライバー不足など多くの課題を抱えている。同社はそうした課題を解決すべく、3月1日より和歌山県にてサービスを開始した。さらに運転代行業務の効率化だけでなく、地元企業であるmyKeeperと協業して展開することで、ドライバー不足の課題解決にも取り組んできた。今回、こうした活動をさらに促進するため、Alpaca.Labは、和歌山営業所を設置することを決定し、和歌山県と進出協定を締結した。同社は、和歌山県の運転代行の質の向上を図るためサービス改善に寄与すべく、地元の各事業者との協議やパートナーシップの構築に努めていくとともに、飲酒運転事故撲滅のため様々な企画を推進していく。

AIRCLE