2023年11月07日 09:24

文化通信社は、11月6日、全国各地で発行されている地域紙の優れた記事を表彰する第3回「ふるさと新聞アワード」の授賞者を決定した。
専門紙「The Bunka News(文化通信)」の発行をはじめ、活字文化推進事業を展開する文化通信社は、創業75周年を迎えた2021年、全国各地の社会・経済・文化の発展、活字文化を守るため、主に市町村エリア向けに新聞を発行している「地域紙」を応援する目的で、地域紙のユニークかつ優れた記事や連載、企画などを表彰する「ふるさと新聞アワード」を創設した。地域にゆかりのある著名な審査員による最終審査を経て、グランプリおよび各賞を決定している。
第3回「ふるさと新聞アワード」は、全国の地域紙から約200の記事がエントリーされ、文化通信社内で一次選考ののち、審査員が最終選考を務めた。対象は全国の市町村単位を主な発行エリアとする新聞。審査員は、加来耕三さん(歴史家・作家)、小山薫堂さん(放送作家・脚本家)、高橋俊宏さん(ディスカバー・ジャパン代表取締役)、中川政七さん(中川政七商店会長)、山崎まゆみさん(温泉エッセイスト)。今回のグランプリには、「熊野新聞」(和歌山県新宮市)の記事「嗚呼壮絶かな、観光合戦!!」(1月1日付掲載)が選ばれた。なお、12月1日に授賞者らを招いた贈呈式を東京都内で開催する。
贈呈式日時は12月1日 11時30分~13時30分。場所は、東天紅 上野本店(東京・台東区)。