モバーシャルは、データと動画を瞬時に組み合わせ、一人ひとりに向けた動画を作るパーソナライズド動画生成技術を活用した、新しい動画視聴体験の実証実験を開始した。

モバーシャルのコーポレートサイトトップに表示される、氏名およびE-Mailアドレスの記入フォームにテキストデータを入力することで、視聴者の氏名を反映した動画が瞬時に生成。その場で自分だけに向けて作られた動画を視聴することができる。生成するたびに異なる結果となるおみくじや、異なるラッキーアイテムを見ることができるシーンなど、データを活用することで表現可能となる演出も実験的に挿入した。また一定時間視聴したユーザーには、記入したE-mailアドレスに再視聴可能な動画視聴リンクが送付され、生成してから30日間のみ動画視聴可能となる。

近年では、膨大な数の動画コンテンツがインターネット上に供給されている中で、従来の画一的な情報を提供する動画では効果が見込めないケースもあり、課題となっていた。さらに同社では、昨今のAI技術の進化により、新しい技術と動画クリエイターの表現能力を組み合わせられる技術に注目していた。

またデータの活用についても、データを活用したセグメント配信に対応した動画コンテンツ制作ではなく、データを元に動画の内容を動的に作る技術に着目。データドリブン型の動画制作の実証に至った。体験サイトはこちら。