2023年11月01日 15:30

スタジオスポビーは、令和5年度長浜市DX実証実験プロジェクト事業に採択され、ゼロカーボンシティ実現に向けたプロジェクトを推進している。「ゼロカーボンながはま」の実現を目指し、8月1日よりエコライフアプリ「SPOBY」を活用した市民による脱炭素活動の浸透を図るデコ活プロジェクトを実施。10月までの取り組みの結果、896kgのCO2排出抑制が同社アプリで記録されたことが分かった。

不必要な乗り物移動によるCO2の排出を抑制し、スコア化するアプリ「SPOBY」は、市民が貯めた脱炭素ポイントと地域店舗が協賛する特典を交換する仕組み。脱炭素量1g=1ポイントとして付与され、アプリに掲載される協賛品と交換ができる。

本事業の合計参加者は400名を越え、脱炭素量896kgは自動車走行距離に換算すると、3700km走行した際に排出されるCO2量に相当する。CO2排出抑制量はポイントに変換され、12月2日には、ポイントを使って特典をプレゼントする市民コミュニケーションイベントを開催する。

公共交通機関での移動は、自動車での移動よりもCO2排出量が抑制できる。また、公共交通機関を使うことで歩く距離が増え、マイカー通勤時に比べ約2倍の運動量が見込まれ、歩数が増えることでSPOBYのポイントも加算される。長浜市は「SPOBY」と「エコ通勤」推奨で市民のデコ活をさらに後押し。環境課題のみならず地域産業の活性化、市民の活動量増による健康増進を目指す。