2023年11月01日 09:46

CORERALは、インターネットショッピング向けに活用が広がっているオブジェクトVRの撮影代行サービス「わっクル360」を開始する。
オブジェクトVRは、ホームページ上で商品画像を360度回転させることのできるデジタルコンテンツ。画面上で立体的に商品を閲覧することができるため、オンラインショッピングやデジタルミュージアムなどで導入が進んでいる。オブジェクトVRは、1アイテムあたりの撮影枚数が多く、撮影や画像編集に時間を要する。また、特殊なプログラムを操作する必要があるため、同一商品を大量に販売するビジネスモデル以外でオブジェクトVRを導入するのはコストの点で難しかったのが実情だ。
同社のVR撮影代行サービス「わックル360」は、72枚(5°刻み)の撮影を基本料金990円(税込)で提供。これは従来の業界標準を大きく上回る高カット数で、かつ業界最安値の半額だ。独自の撮影システムと人工知能(AI)を活用した画像編集の自動化で大幅なコストダウンを実現した。
「わックル360」の撮影作業は、重い障がいを持つ人々が担う。同社は、障害福祉支援サービスを提供するリズムと協業し、ハンディキャップを持つ人が新しくクリエイティブな仕事に携わる環境づくりをビジネスのミッションとしてしている。「わックル360」を利用することで、障がい者の社会参画によるインクルージョンの実現に大きく寄与できる。最新のオンラインショッピングと障がい者が活躍する未来を共に築いていく。