LIXILは2024年に、「顔認証」搭載玄関ドアを全国で発売する。昨今の日本国内における住宅や店舗への強盗など、一連の事件を機に防犯対策への関心がより一層高まっている。そのような中「顔認証」はユーザーが選べる新たなカギの選択肢としてマンションや施設の共用エントランスなど世の中のさまざまなところで導入され、ニーズが高まりつつある。

また、戸建て住宅に関しては、マンションや店舗等と比較しても侵入窃盗が最も発生しているという事実があり、戸建て住宅の窓や玄関の防犯対策を行うことは非常に重要。

そこでLIXILは、戸建て住宅の玄関ドアにおいても住む人によりセキュリティ性を向上させた新たなカギの選択肢を提供すべく、「顔認証」搭載玄関ドアの開発を推進してきた。まずは来年、「ジエスタ２」より「顔認証」の展開を開始する。この機能はユーザーの利便性を向上させるだけでなく、「ハンズフリーキー」等に加え、「顔認証」とのダブル認証を可能にする。徹底的にセキュリティ性を向上させ、新たなカギの選択肢となる。

なお「顔認証」機能部はハンドルと一体化しており、シンプルでスタイリッシュなデザインに拘り抜いた「顔認証」搭載玄関ドアとなっている。「ジエスタ２」で「顔認証」を展開したのち、ハイエンド玄関ドアシリーズにおいても機能、デザインをさらに向上、「顔認証」の展開を予定している。