2023年10月24日 15:49

宮城県富谷市は、住みたくなるまち日本一をめざし、「観光資源の活用」「とみや市民農園の実現」「行政のDX化」に強みを持つ企業を対象に、同市での事業展開に向けた実証事業費の補助や関係各所との交流支援を行うプログラム「おためしイノベーションTOMIYA」を開始する。

富谷市では、将来像の実現に向けて、市職員によるワークショップを実施し、観光資源の活用、とみや市民農園の実現、行政のDX化、に関する課題が挙がった。どれも日々市民の人々に向き合う職員が感じる課題であり、これらを解決する新たなアイディアがより良いまちづくりに繋がると考えている。「住みたい」「住んでよかった」と思ってもらえるまちを目指すためには、市民・議会・事業所・行政の協同・協力・連携による課題解決が不可欠。富谷市の強みである多様なひとと資源を「活かし」、「守り」、「育み」ながら、3つの課題を解決することで「住みたくなるまち日本一」の実現を目指していく。

ヒト・モノ・コトが集まる富谷市まちづくり産業交流プラザ「TOMI+」では、「行政・民間企業・住民(富谷塾)」の協働で、行政課題や地域課題に対して民間のサービス・テクノロジーの活用による最適な解決策・サービス検証を行うOIT(おためしイノベーションTOMIYA)に取り組んでいる。同プログラムに採択された企業に対しては、同市での実証事業費の補助だけでなく、実証に必要な関係各所との調整支援を行う。支援内容は、実証事業費の支払い(上限30万円(税込)/件)、実証に必要な各種調整や市長との対談実施、プレスリリース等の広報活動。

富谷市