エイチ・アイ・エス（HIS）は、新たな旅先として注目の高まるサウジアラビアに、日本の旅行会社では初出店となるHISリヤド支店をオープンする。

中東地域最大の面積を持つ国であるサウジアラビアは、従来イスラム教の巡礼など限られた人以外の入国が困難だったが、2019年9月より観光ビザが解禁され、2022年にはイスラム教第二の聖地であるメディナへの観光客受け入れも開始した。新たな旅先として、今後、世界中から旅行者が増加するとみられるサウジアラビアの首都リヤドに、着地型旅行を主に取り扱う店舗をオープンする。リヤドのキング・ハーリド国際空港近くのビジネス街中心地に立地し、スタッフはアラビア語、英語をメインとし、その他、フランス語、日本語対応が可能な現地スタッフも常駐する。新たにサウジアラビアに支店をオープンさせることにより、日本からの顧客に限らず、欧米やインドネシア、マレーシア、インド、中国などアジア諸国の顧客、また、すでに実施しているイスラム教の巡礼ツアーなど、受け入れ態勢の規模を更に拡大し行っていく。

HISは、新たな旅先であるサウジアラビアを安心して相談できる環境づくりのため、サウジアラビア政府観光局と連携しスタッフの育成に取り組んでいる。また、支店オープンを記念し、来年3月よりサウジアラビアキャンペーンを実施。サウジアラビアコーヒーやデザートなどの販売や、サウジアラビアのアバヤを着用しての接客などを予定している（サウジアラビアイベント詳細については、決まり次第、HISホームページにて告知）。

オープンは年内を予定。

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