VOLLECTは、採用代行（RPO）業界におけるカオスマップを公開した。

RPOとは、「採用代行」「採用アウトソーシング」を意味する「Recruitment Process Outsourcing」の頭文字を取った言葉。コスト削減や自社の採用力強化を目的として、企業が外部に一部の業務を委託し、代行会社に依頼することを指す。就業人口の減少、近年の企業の働き方改革、デジタルトランスフォーメーション（DX）等の取り組みにより、日系大手企業では一部業務を外部にアウトソーシングする企業が増加している。一方で、多数あるRPO企業がどのような位置付けで、どのような役割を担っているのかをわかりやすく図式化したものが存在しないことが課題となっていた。加えて、同社へ問合せをする企業より、RPO企業の違いがわからないと多くの質問があったため、RPOを検討している企業へ向けたカオスマップを作成し、課題解決に貢献したく今回の公開に至った。

RPOカオスマップは、大きく採用業務全般を担う企業、ダイレクトリクルーティング特化、人材紹介に付随してRPOを担う企業、求人広告代理店付随する企業、採用広報のカテゴリで構成されている。それぞれのカテゴリはさらに、より具体的なサブカテゴリに細分化され、一つ一つの業界クラスターには、その分野で活躍する日本のRPO企業がリストアップされている。同社は、今後も採用業界の動向より、最新の情報を提供し続けることで、業界全体の発展に寄与していく。

出典「株式会社VOLLECT」