2023年09月04日 09:20

西日本鉄道は、9月1日〜26日までの期間限定で、西鉄福岡(天神)駅北口階段のステップを撥弦楽器・チェンバロの鍵盤に見立てた「巨大階段チェンバロ」を展開する。

同社が2022年、初の試みとして展開した、鍵盤のデザインを施した駅階段の昇降によりピアノの音色を奏でる「巨大階段ピアノ」は、大好評となった。第2弾となる今回は、ピアノの前身楽器のひとつである「チェンバロ」をテーマとした。大階段(44段)の中央踊り場から下部21段のうち、上下3段ずつを除いた15段にチェンバロの音を発するセンサーを設置。階段を昇り降りすると、階段に設置したセンサーが反応してチェンバロの音色が流れる。

福岡は著名なミュージシャンを多数輩出してきたほか、毎年9月は福岡ミュージックマンスと称して、各種音楽イベントが多数開催される1カ月となる。また、天神地区は全国有数のライブハウス軒数を誇るほか、九州のプロオーケストラである九州交響楽団の活動拠点でもあり、クラシックをはじめ各種演奏会が開催されるアクロス福岡「福岡シンフォニーホール」には、チェンバロが所蔵・管理されているなど、多くの音楽資源を有している。9月には、「We Love 天神協議会」が公開空地や広場など、オープンスペースを活用して音楽が楽しめる「TENJIN SHOWTIME in Autumn」を開催予定であることから、同企画も時期を合わせて実施することで、天神のまちを共に盛り上げていきたいと考えている。

設置期間は9月1日~26日。設置場所は、西鉄福岡(天神)駅 北口階段(ソラリアビジョン前)。

福岡ミュージックマンス詳細