2023年08月31日 09:59

Alpaca.Labが展開する運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」は、宮崎県宮崎市と連携協定を締結し、9月1日より宮崎県にてサービス提供を開始する。
「AIRCLE」は、利用者と運転代行業者を繋ぐ配車プラットフォームサービス。現在は沖縄県、福岡県、和歌山県の3県に展開し、国内最大級の運転代行配車サービスとしてシェアを広げている。
過去、人口10万人あたりのスナックの店舗数が全国で最も多いと言われていた宮崎県は、飲酒運転撲滅にも力を入れており、幅広く運転代行文化が根付いている。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により台数を減らし、運転代行が見つからない、実車効率が上がらないなど問題が深刻化していた。そこで同社はテレビ宮崎との業務提携に続き、宮崎市とも連携協定を締結した。連携協定の内容は、「アプリを活用した運転代行による公共交通の補完的役割に関すること」「イベントや観光、ビジネス利用者などにおける移動手段の確保に関すること」「人や物の運送を通じた、モビリティによる新たなビジネスモデルに関すること」。これを機に、9月1日より宮崎県にてエアクルのサービス提供を開始し、移動利便性の向上や地域の活性化に取り組む。
「AIRCLE」としては、沖縄、福岡、和歌山に続く第4の拠点となるが、運転代行業界として宮崎市との連携協定を締結するのは、今回が初めての取り組みとなる。同社は今後も全国へのエリア展開を推進するにあたり、各都道府県の行政機関との連携を強化していく。
対応エリアは宮崎市内より順次拡大予定。