2023年08月31日 09:59

セレンディップ・ホールディングスと東邦ガスは、製品単位のCO2排出量をリアルタイムで実測できるクラウドサービス「GreenConnex(グリコネ)」を共同開発した。

東邦ガスは、2022年7月から、法人向けカーボンニュートラルの支援コンサルティング及びエンジニアリングサービス(CN×P)を提供するなど、カーボンニュートラルに関する事例や知見が豊富だ。一方で、セレンディップのコンサルティング事業部は、製造現場に精通したコンサルタントがハンズオンで顧客をサポートし、必要に応じて、生産活動データを収集する「HiConnex(ハイコネックス)」など、ソリューションツールを独自に開発、提供することで様々な経営課題を解決してきた。今回両社は、東邦ガスのエネルギー可視化システムと、セレンディップの「HiConnex」のデータ収集機能、を組み合わせ、製品単位のCO2排出量をリアルタイムで実測できるクラウドサービス「グリコネ」を開発した。

「グリコネ」を活用し、東邦ガスのエネルギー及びエンジニアリングの知見と、セレンディップの製造現場の改善ノウハウを組み合わせて、CO2排出源となる生産設備及び生産方法を見直すことが可能になる。自動車業界、化学業界、食品業界などの企業を中心に具体的な提案をすることによって、CO2排出量の削減に貢献する。

価格は、お試しプラン:月額10万円(契約期間上限3カ月)、スタンダードプラン:月額20万円~(すべて税別)。サービス受付開始日は9月1日。

セレンディップ・ホールディングス / 東邦ガス