2023年08月17日 15:36

現代美術家・笹田靖人さんは、東急不動産とポニーキャニオンが手掛ける「Creator’s Power Spot 原宿」の一環として、体感型アート展「原宿POWER SPOT」をワーフ原宿にて開催した。

本展は、原宿とクリエイターによる新たなカルチャーを創出するプロジェクト。笹田さんは「作品をダイナミックにコラージュした壁紙で会場内を埋め尽くして、僕の脳内の世界にみなさんが入り込んだような空間というイメージになっています」と語っている。

会場には来場者が自由に絵を描けるオープンキャンバスを設置。「いろいろな画材を置いているので、子どもたちはあれもこれもと使って1時間くらい楽しんで描いてくれています。また、海外の方も興味本位で会場に入ってくださって、家族一同で自然と描き始めて楽しんでいる光景を見ているとテンションが上がります」と好評の模様。

彼が在廊している際には「声をかけて、描いては上からかぶせてを繰り返してどんどん密度を上げていくおもしろさを伝えたりもしています。要は自分の描いている感覚をみなさんにも知ってもらいたいんです」と、プロの感性を間近で体感することができる。会場では新作グッズとして本展用に描きおろした新作「原宿パワースポットGirl」がデザインされたTシャツ、トートバッグ、クリアファイル、ステッカー、ポストカードを販売。本展は8月31日まで開催中。