2023年07月27日 19:00

弁護士ドットコムは、高知県南国市と高知県いの町が、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」を導入したことを明らかにした。南国市、いの町では、行政と住民の利便性を高めるためにDX推進の一環として、クラウドサインの本格運用をスタートする。
南国市では令和5年10月から、いの町では令和5年7月から、それぞれ電子契約の導入を予定。クラウドサインの導入にあたっては、書類や対面で行っていた契約業務全般をデジタル化し、業務の最適化とDX施策の加速を目的としている。書類による対面業務をなくすことで住民および自治体職員の利便性が向上。さらに建設・土木事業者での活用において契約業務の効率化やコスト削減も見込まれている。
クラウドサインは、契約の締結から管理までデジタルで完結させる契約マネジメントプラットフォーム。電子署名法に準拠した電子署名とタイムスタンプによって円滑かつ、安全な契約締結を実現する。また自然言語処理技術を用いたAI契約書管理機能、契約書の振り分けのオートメーション化を実現したスマートキャビネット機能など、様々な契約管理機能により、過去に紙で締結した契約を含め一元的に検索・期限管理ができる。
電子契約市場においては2015年の提供開始以来、企業や自治体などで幅広く導入されている。地方自治体における電子契約サービス導入数No.1、自治体導入シェア率が約70%の電子契約サービスとして、全国の電子契約化を推進していく。