シーティーエス（CTS）は、建設現場を遠隔地より支援する為の情報を統合して提供する現場業務支援サービス「サイトアシスト」をリリースした。

建設業においては、団塊世代の大量離職に対する次世代の担い手確保の必要性や、2024年4月から始まる建設業における改正労働基準法および罰則付き時間外労働規制の適用を控え、働き方改革の推進が急務。また、近年頻発している自然災害等への対策の必要性から国土強靱化の推進も不可欠であり、大幅な労働力の不足が見込まれている。

このような建設業が抱える人手不足という課題を解決するための一つのソリューションとして、CTSは「サイトアシスト」をリリースした。「サイトアシスト」はCTSが提供するクラウドアプリを中心に建設現場と本社・支店間をつなぎ、様々なデータをシームレスに共有することで統合的な業務支援を行う。各種工事書類作成におけるオフィス系ファイルの共同編集や、現場で撮影した写真の遠隔地からの整理支援・共同作業、リアル映像と過去映像の比較による進捗管理支援などが可能。現場代理人・技術者の作業時間を短縮し、負担を軽減することができる。

また、複数現場を抱える建築系の現場代理人・技術者にとっては、各現場の必要情報をテンプレート化しておくことで、各現場の情報をワンクリックで切替表示・確認。進捗確認や状況確認における情報検索の手間を大幅に削減する。