2023年07月19日 12:45

立山科学は、ビデオカメラなどで撮影した映像データをAIで解析し、車両の計測をおこなう「AttCAST mobi+(アットキャスト モビプラス)車両映像解析サービス」を7月20日にリリースする。

立山科学は、全国1000箇所以上に導入・稼働実績のあるナンバープレート認識システム認識番長3を開発・販売しているが、新たに交通状況を撮影した映像データをAI解析し、車両の計測を行うサービスの提供を開始する。

「AttCAST mobi+車両映像解析サービス」は、ビデオカメラなどで撮影した映像データをAI技術で解析し、進行方向や車種分類で計測・集計してレポーティングするサービス。物体検出・物体分類・物体追跡などのAI技術に独自の改良を加え、解析速度の向上と高精度な映像解析を実現した。ナンバープレート認識と組み合わせることで、「自動車」「トラック・バス」「二輪車(バイク・自転車)」など、さらに高精度な分類が可能。道路交通量の調査を自動化し、省人・省力化を推進する。また、車線別の正常な走行方向を指定することで、順方向・逆方向の計測ができるので、逆走車などの違反車両の検出にも活用できる。

同サービスは、顧客が必要なタイミングで必要な分だけ解析時間を購入する利用形態のため、無駄なコストが発生しない。また、顧客の映像データ・解析結果を同社では一切保持しないため、機密性の高い映像でも安心して利用できる。

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