2023年07月19日 12:11

カヤック社が提供する移住・関係人口促進のためのWebサービス「SMOUT(スマウト)」は、サービス強化の1つとして、7月19日に「地域ページ」を大幅リニューアルした。

移住サイトの運営状況は自治体によって多種多様。独自に移住サイトを制作していても、ランニングコストや人的リソースがかかるという課題がある。さらに、それらのサイトを作成しても、サイトを認知してもらい、見てもらうことにハードルを感じるという自治体も少なくない。そこで、今回「SMOUT」は、地域ユーザーが自ら情報発信できるよう、簡単なアンケートに答えるだけでも完成する仕組みを作った。

「地域ページ」では、人口や年間平均気温や統計データといった客観情報だけでなく、地域の人や移住者の声といった主観情報も掲載。地域ユーザー(自治体・地域団体など)が、地域興味層に情報を一元化して届けることができる。通常、各自治体が地域興味層向けのWebサイトを作成・運用する場合、情報収集や運用・集客コストがかかるが、客観データは自動でデータが掲載される。

そのほか、地域興味層約5万人が集まるプラットフォームである「SMOUT」に掲載することで、個別の集客よりも目にしてもらう機会を作りやすくなる。これらのことから、今回の「地域ページ」が、自治体の移住サイトと同様の役割を担うことも期待できる。「SMOUT」地域ページはこちら