2023年05月22日 16:09

カイゲンファーマは、その名の通り、桜色の優しいデザインで院内に癒やしと温もりを演出する、軟性内視鏡用洗浄消毒器「クリーントップ KD-1 SAKURA」を、6月1日より販売開始する。それに先立ち、第105回日本消化器内視鏡学会総会で展示する。

本製品の主な特徴は、人と環境にやさしく、菌・ウイルスに効く強酸性電解水を使用していること。本製品は医療や食品など幅広い分野で利用されている強酸性電解水を使用。また、強酸性電解水の消毒能力を保つために重要な3つの物性(有効塩素濃度・pH・酸化還元電位)をリアルタイムでモニタリングして、最適な条件を自動で制御する。強酸性電解水は、一般細菌、真菌類はもちろん、芽胞形成菌や抗酸菌などの消毒抵抗性が高いとされる菌に対する消毒効果が報告されている。

従来機種と比較して消毒時間が短縮され、水の使用量も低減。また、作業時間の短縮とかんたん操作を追求しており、工程全体にかかる時間が従来機種よりも短くなった。さらに工程のパターン登録が可能となったため、使用状況に合わせて手軽に設定を変更できるように。内視鏡検査のより一層の効率化が期待できる。

加えて、内視鏡の漏水テスト機能、内視鏡保管時に微生物増殖を防ぐ乾燥目的のアルコールフラッシュ機能、PCによる履歴管理機能など、多彩な安心機能を搭載している。カイゲンファーマは医療現場のニーズに応え、医療の品質向上に寄与する製品・サービスを今後も提供していく。