2023年05月15日 15:58

AI音声プラットフォーム「CoeFont」を提供するCoeFontは、5月15日より、医療分野への無償サービスの提供範囲を拡大する。「CoeFont」は、最新のAI技術を活用し、「声」を表現力豊かな「フォント」に変換することで、だれもが安価で簡単に利用できる音声サービス。5000種類以上のAI音声を、研修音声や館内放送、オーディオブック、広告など、声を利用したいときに、必要な分だけ、すぐに利用できる。
同社では、病気で声を失う可能性のある人々を対象に、サービスを無償で提供する「Life Supportプラン」を2021年より提供してきた。2023年5月現在では、400名以上の声を失う可能性のある人々に活用され、社会的なインフラとしての役割を担っている。利用者からは、「未来への希望が持てた」「家族の心が救われた」等の声が寄せられている。
このたび、無償プランの利用者より、「吃音症や場面緘黙(かんもく)症など、人前で声を発することへの悩みがある人々へも適用範囲を広げられないか」という申し出があった。そこで、声を失う人を対象としていた適用範囲を、「発声」に悩む人へと拡大することとした。今後も、最先端のAI音声技術を活用することで、製薬会社様や医療機関、支援団体等の協力を得つつ、声を失う可能性のある人々やその家族のウェルビーイングを実現する活動を展開する。