2023年05月12日 15:31

Swandiveは、このたびウォレットの存在を意識することなくNFTを配布できるサービス「2.99」をローンチした。
昨今、マーケティングの一環としてNFTを利用する事例が増えてきたが、NFTを取得する人は、Web3のリテラシーを持つ人に限られている。その原因として、NFTを扱う際に必須となるウォレットの存在がある。従来よく見るパターンでは、まずウォレットを作成させ、ニーモニックフレーズと秘密鍵を保管。ニーモニックフレーズが正しく保管できているかを試す復元テストを行って初めて、NFTを取得する準備ができたことになる。そしてこのプロセスの途中で、ほとんどの人が挫折してしまう。
そこで同社では、最悪なUXを180°ひっくり返すくらいのUXを提供することを最優先事項として、「2.99」を開発した。「2.99」は、Web3技術をビジネスに組み込むためのマーケティング支援ツールであり、究極のWeb3オンボーディングツールを目指して設計されている。ワンクリックでNFTを受け取ることができる、シンプルなソリューションを提供することで、ユーザーがウォレットを意識したり、SignやApprove等の複雑なプロセスを管理したりする必要がなくなる。
「2.99」は、従来のウェブサービス(Web2.0)のアセットを活用しつつ、Web3をより身近な存在にする架け橋として機能することで、Web3技術を活用したビジネスの可能性を拡大させていく。