2023年05月10日 16:15

アスク社が正規代理店を務める米国「HEAVY.AI」社が、HEAVY 7.0の提供を開始した。HEAVY 7.0では革新的な機械学習機能を追加。それにより、通信事業者や公益事業者がデータベース内で予測モデリングを行い、様々なシナリオのシミュレーション実行を通して、重要な洞察を得ることが可能となる。

また、HEAVY 7.0では、データベース内で直接予測分析を可能にするHeavyMLがパブリックベータ機能として提供されている。この追加により、データサイエンスのワークフローに精通していないドメインエキスパートやその他のエンドユーザーも、大規模なデータセットで予測分析を活用できるようになる。

これまで、HEAVY.AIは、技術者でないユーザーに対して、膨大なデータセットをインタラクティブかつリアルタイムで迅速に可視化、マッピング、フィルタリングする機能を提供してきた。Heavy 7.0では、コーディング不要の結合機能が追加されたことで、ユーザーはデータから、迅速にかつ視覚的な洞察を得ることができるようになった。

結合は、Heavy Immerseのダッシュボードから直接指定できる。GPUデータベースの速度により、インデックスやダウンサンプリングを必要とせず、数十億レコードのデータセットに対してインタラクティブな速度で実行。SQLを記述することなく大規模なデータセットの融合を実行できるため、幅広いユーザーに対して複雑な知見へのアクセスが可能となる。