2023年04月27日 15:40

大日本印刷(DNP)とAKIBA観光協議会が開発した「バーチャル秋葉原」が、メタバースプラットフォーム「cluster」に新たにラインナップされ、4月27日にサービスを開始。これまでWebブラウザ向けに展開してきた「バーチャル秋葉原」を、PC・スマートフォンで利用するアプリ「cluster」で高精細、高機能に楽しめる機会を提供する。

今回のcluster版「バーチャル秋葉原」ではアプリでの利用が可能。利用者はPCやスマートフォンだけでなく、VRゴーグルからも高精細な「バーチャル秋葉原」の世界を体験できるようになった。さらに、企業がこの空間を利用することも想定し、企業ごとに独立したバーチャル空間を提供できる。各企業の空間から外部のECサイトへの誘導もできるほか、ファイル共有やボイスチャットの機能を用いたカンファレンスやバーチャル展示イベント等でも利用可能。

DNPは、2021年から、XR(Extended Reality)の強みを活かした、リアルとバーチャルの融合による「地域共創型のXRまちづくり」を推進。2022年4月には「バーチャル秋葉原」を開発して、サービス提供を始めた。

一方、「cluster」は、クラスターが運営するイベント累計動員数2000万人を超える国内最大級のメタバースプラットフォーム。「cluster」のラインナップに「バーチャル秋葉原」が加わることで、より多くの生活者に、高精細な世界を体験する機会を提供する。