2023年03月31日 19:49

有楽町のオフィス街・路地の森「Slit Park」が舞台となり、3月21日、イマーシブファッションショーが開催された。イマーシブファッションショーは、観客が、観賞するだけでなくコンテンツの一部となるよう演出・構成された参加型のショー。紙糸を使用したアパレルブランド「WA.CLOTH(ワクロス)」を着用したダンサーがモデルとなって、パフォーマンスを行った。

イマーシブファッションショーは、ゲストがショー全体を構成するひとりになるよう構成・演出されている。Slit Park内に配置されたQRコードをスマートフォンで読み取って表示されるサインをダンサーに見せることで、ダンサーの動きが変化。観客一人一人がダンサーを動かすキュー(合図)を持つことで、その場にいるすべての人が作品の一部となる、

ショー内で着用する衣装は、紙糸から作られた「WA.CLOTH」のアイテム。環境負荷の少ない植物を原料にした、紙糸を使用した体と環境にやさしい日本発のアパレルブランド。「古くからあった紙という素材に、新らしい技術で機能をもたせ、新しい価値を生み出す」というコンセプトで、モノづくりをおこなっている。

ショーの内容や衣装の詳細は、3月31日までTOKYO CREATIVE SALON開催内の特設サイトにて配信される。同時に期間中は、WA.CLOTHの紙糸を使った繊維ができるまでの工程を、紙糸のサンプルなどを見ながら学ぶことができる展示を、Slit Park内にて開催した。