2023年03月20日 16:13

創業47年を誇る大和製作所は、このたび新しい大型製麺機を発表した。本製品は、世界で最も厳しいとされる欧州規格CEに合格。高い安全性を確保し、使い勝手が良く、清潔で清掃が容易であるため、製麺業界において革新的な製品として注目を集めている。

また本機はコンパクトで、時間あたり2000~3000食を製造するため、必要な全システムを約10坪のスペースに収容できる。そのため限られたスペースでも、製麺工程をスムーズに進めることが可能。同社ではこの製品を見ることができるよう、実機の見学会を開催している。同社の大型ラインはロール入口側で手が入らないよう、ロール安全パイプを装備。さらにコンベアを使用して自動で麺帯を供給するなど、様々な安全対策が施されている。

安全面だけではなく、食数が増えた場合に、同社の小型製麺機リッチメンII型、III型との連携により、ステップアップが可能なので、今導入している製麺機が無駄にならない。利用者の麺種レシピにより、ロール段数を増減させる事もできる。

また麺作りノウハウだけでなく、製麺工場の作り方、運営方法の相談にも応じている。小型機から連続大型機に切替えた場合、ロール径の違い、ロールスピード、圧延タイミングの違いなどにより、麺質が異なる。その為には、必ず実機での麺質チェックが必要だが、同社では実際に大型機にて麺作りを行い、麺質チェックをしてもらうことが基本。レシピを外部に漏らしたくない場合は、レシピを公開せずに自身で製麺テストをすることもできる。問い合わせはこちら