2023年03月14日 15:19

RX Japanは、3月15日~17日の3日間、東京ビッグサイトにて「第1回 サーキュラー・エコノミーEXPO」を開催する。昨今、耳にしない日はない「カーボンニュートラル」。その目標を達成する上で、近年注目度が高まっている概念が「サーキュラー・エコノミー(Circular Economy)」。 限りある資源を効率的に利用し、資源や製品を持続可能な形で循環させ、環境負荷の軽減へとつなげる。

循環型経済の市場規模は毎年拡大しており、ドイツ企業の調査によると、2026年には7127億ドルになり、2022年の3339億ドルから年率約20%で成長するとの予想も。本展は、サーキュラー・エコノミーを実現するための展示会。サーキュラーデザインやサスティナブルマテリアル、PaaS(製品のサービス化)支援、資源回収・リサイクル・再製品化に関する技術などが多数出展される。

注目製品のひとつが、「地球の絆創膏™:KYŌZIN(R)」。これは怪我をした時に貼る絆創膏のように、経年のコンクリートに貼り付けて、50年保護するコンクリート保護シート工法。シート自体は天然素材である無機物が5割以上の構造で、既存の屋根を葺き替えることなく、既存の屋根の上から貼るだけ。施工の際には、特段廃棄物は発生せず、一部発生する粘着層を覆う剥離フィルムは回収し、同用途もしくは他用途にて再利用することで廃棄物ゼロを実現している。

本展では循環型経済やサスティナブル経営を実現したい企業の経営者や担当者の商談を支援し、2050カーボンニュートラルに貢献する。詳しくはこちら