2023年03月14日 12:45

静岡県西部地域及び愛知県東部にてエネルギー供給事業を担う明石吉田屋産業は、農業支援および青果卸売業務を展開するHappy Quality(ハッピークオリティー)と資本業務提携。スマート農業事業に新規参入する。

明石吉田屋産業は地域の生活や産業に欠かせないエネルギーの供給を基盤事業として、地域に根差した様々な事業を展開してきた。今回ハッピークオリティー社のマーケットイン農業モデルと出会い、参入障壁が高かった農業事業への新規参入を可能にするビジネスモデルであることに魅力を感じたという。また地域に必要とされる1次産業である農業を守っていくため、スマート農業事業への新規参入を決意した。

今後、年内に農業生産法人のグループ会社を立ち上げ、浜松エリアでの高品質・高糖度トマト「Hapitoma(R)︎」の生産を開始。段階的に生産規模を拡大する。「Hapitoma(R)︎」は、ハッピークオリティー社が手掛ける生鮮食品では、日本初のGABA・リコピンのダブル成分の機能性表示食品。リコピンは通常のトマトの2倍以上、生鮮トマトで初の「ストレス緩和」のヘルスクレーム(健康表示)も認められている。

年間150tの製品生産、売上規模1億円を目指すほか、規模拡大に応じて浜松エリアにおける選果場を整備、選果能力も増強する。また、法人、個人問わず農業への新規参入や栽培指導、エネルギー供給、省エネ提案等を支援していく。