2023年03月14日 09:37

ファーストロジックは、1月に開催した「将棋選考」から2024年新卒内定者1人を決定した。

ファーストロジックは国内最大の不動産投資サイト「楽待」を運営している。「将棋選考」とはプロ棋士と対局をし、勝てば採用選考をショートカットできるという同社ならではのユニークな選考だ。面接官でもあるプロ棋士は、試合の結果だけではなく対局中の礼儀や礼節も鋭くチェックしている。今回、将棋選考には13人が参加し、3人が本選考に進んだ結果、そのうち1人が内定となった。現在、新卒内定者はアルバイトとして会社で研修に参加しており、今後は同社の自社メディアの記者職として記事の執筆などを行っていく予定。採用方法の多様化が叫ばれる中、学生にとっては大好きな将棋の棋力を生かせる新たな選考となる。

同社では「優秀な方と一緒に働きたい」という思いから、将棋選考を始めることを決めた。将棋というのは一手二手先を読む、ロジカルシンキングが必要な競技。ロジカルシンキングは物事の本質を掴む上でとても大切な能力であり、同社の社名「ファーストロジック(最初に論理的思考を)」との共通点もあることから、2017年から日本将棋連盟が主催の「全国オール学生将棋選手権戦」に協賛している。その大会を通じて多くの素晴らしい選手に出会い、こんな人々と一緒に働きたいという思いが強くなったことから、「将棋選考」を開始した。今回、好評だったため2025年新卒採用でも開催する予定だ。

ファーストロジック