2023年02月28日 19:35

紙製品や乾燥剤の製造を行う日本化工機材の主力製品「角紙管」が、新橋「焼鳥小原」の内装材に、日本化工機材では、日本の飲食店で初めて使用された。
日本化工機材の角紙管は、サイズ展開が豊富で、希望に合った製品を提供することができる。また、古紙100%で作られており、廃棄するときもリサイクル可能な素材を使用しているため、環境への配慮も。内装材には、角紙管と合わせて日本化工機材製のフラットボード(紙管原紙製板紙)と、紙管原紙製強化段ボール(マイティCボード)も使用されている。
実際に飲食店内装としての角紙管の使用感は、木材と遜色のない印象。来店者も紙素材を使用していると気付かずに利用しているようだ。カウンター下は角紙管が等間隔で並べられ、強度とデザイン性を高めている。また天井は、角紙管を格子状に組み合わせたデザインに。棚には、角紙管と日本化工機材の紙管原紙製強化段ボールを使用した。紙素材でできたテーブル、棚、床材、扉等を紹介すると、来店者はとても驚き、大好評だという。
「小原」では、「お客様との会話のきっかけにもなる」ととても喜んでいる。店内は、串を焼く店主の周りを客席カウンターが囲んでおり、焼き立てを提供できるようになっている。優しい照明とクラフト色で、落ち着いた空間が作られており、店舗内装材の紙化を通じて、環境に配慮した店のPRとしても活用されている。