2023年02月27日 19:36

京王電鉄とReGACYは、「小説×街歩き」体験型コンテンツ「いつも駅からだった」の実証実験を、3月日から開始する。「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」採択企業である「休日ハック」と共同で実施し、外部企業との共創によるオープンイノベーションの実現を目指している。
「いつも駅からだった」は、京王沿線を舞台にした短編小説シリーズで、小説家の岩井圭也さんが書き下ろした、完全オリジナルストーリーの「小説×街歩き」体験型コンテンツ。京王沿線の駅や街、実在する商店街・店舗などの地域コンテンツを取り上げながら、「友情」や「家族の絆」等をテーマにした物語が描かれる。
第1話は下北沢を舞台に、メジャーデビューを果たしたタイミングで、とあるSNSの投稿をきっかけに失踪してしまうバンドマンにまつわる物語。2月27日に開設する専用サイトにて、小説の一部を電子書籍として無料公開。また、物語の全貌が描かれた、本短編小説の「冊子」とバンドのボーカルが失踪した真相を明らかにするための「キーアイテム」は、3月3日からミカン下北などで無料配布する。さらに物語に没入してもらえるよう、アニメ「チェンソーマン」の早川アキ役などで活躍している人気声優の坂田将吾さんを起用し、小説を朗読にて楽しめる。
今回の実証実験を通じて、「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」にて設定したテーマでもある、「鉄道・駅×地域コンテンツとの連携による移動ニーズの創出」を目指す。詳しくはこちら。