エプソンは、ニーズが高まる写真や紙文書のデジタル化を手軽に実現するA4フォト・グラフィックスキャナーの新商品「GT-S660」を、2月16日より発売する。また、シートフィードスキャナーとのドッキングモデル3機種を同時発売する。

「GT-S660」は、個人から法人までさまざまな人が手軽に使用できる、軽量薄型でコンパクトなスキャナー。スタンド内蔵で立てたままスキャン、収納でき、電源コードも不要。最大光学解像度4800dpiを実現し、「逆光補正」や「退色復元」など、写真を美しくよみがえらせる画像補正機能を搭載している。

また、購入しやすい価格を実現しつつ、シンプルで誰もが使いやすい操作性にこだわった。本体には、よく使う機能をワンプッシュで実行できるナビボタンを、また標準添付のPCアプリケーション「Epson ScanSmart」には、写真と文書を自動判別して最適な設定でスキャンする「おまかせモード」を用意した。あらかじめスキャン・保存・転送までの一連の動作を実行する「ジョブ」を登録することで、ジョブボタンのワンクリックでスキャン作業を完了する。

スキャナードライバーには、e-文書法に対応した「e-文書モード」を搭載しており、e-文書法および電子帳簿保存法の要件を満たした設定でスキャンできる。さらに本体の約30%にリサイクル素材を使用することに加え、ソフトウェアの提供を、従来のCD-ROMからインターネット経由に変更。廃棄物を削減するなど、環境にも配慮した製品となっている。