2023年01月27日 16:22

EVモーターズ・ジャパンは、伊予鉄バスへ、大型路線EVバスにおいては、国内企業が開発・製造を行うEVバスとして、 全国初となるEVバスを納車。1月25日に出発式(主催:伊予鉄グループ)が執り行われた。

なお、当日は来賓に、国土交通事務次官・藤井直樹さん、四国運輸局長・吉元博文さん、 愛媛県知事・中村時広さん、 松山市長・野志克仁さんが来場。同社が納車した大型EV路線バスに試乗した。野志市長は「松山市はゼロカーボンシティを宣言している。EVバスが市民に親しまれる存在になることを期待したい」と語った。

EV モーターズ・ジャパン は、販売及びメンテナンスにおいて相互協力体制を構築し、EVバス普及加速の促進を目的として伊予鉄グループと昨年の6月に業務提携。また、EV モーターズ・ジャパンとしては 2023 年秋には、北九州にて商用EV組み立て工場の稼働を予定しており、商用EVの量産体制の構築を強化する。

今回納車したEV大型路線バスは、大型路線バスの国産EVバスとしては国内初の運行。バッテリー容量210kWh、CO2削減量23トン。これは災害時の電力供給において、一般家庭約21軒分に相当する。1月26日より運行開始予定で、川内線 (松山市駅~川内・さくらの湯 間:区間18.2km、1日3.5回運行)。今後もニーズに応える製品・および技術の開発に努め、ゼロエミッション社会の実現へ貢献していく。