2023年01月26日 13:09

構造計画研究所が提供する「まちかぎリモート」と「RemoteLOCK(リモートロック)」が、2月1日より、広島県呉市が展開する「スマートチャレンジくれ」の一環として試験導入される。

RemoteLOCKは、Wi-Fi接続型・クラウド管理機能を備えたスマートロックで、暗証番号による入室が可能。年齢を問わず地域住民が公共施設を利用するにあたり利便性が高く、宿泊施設や店舗等においても、多くの利用実績がある。また、まちかぎリモートは、予約・支払いから鍵の受け渡しまでワンストップで行える施設予約システム。RemoteLOCKおよび、まちかぎリモートを連動することで、施設利用者の利便性向上と施設運営の効率化を実現する。

トライアル運用では、施設利用者はスマートフォンやパソコンから呉市の施設予約システム、まちかぎリモートにアクセスし、空き状況の確認や予約申し込みを行うことができる。RemoteLOCKが設置された施設に関しては、予約に紐付いた暗証番号で解錠ができるキーレス運用となり、鍵の受け取りや返却のために窓口に出向くことが不要に。また窓口対応者は、予約対応や鍵の発行をクラウド上で一元管理できるため、業務の遠隔化および効率化を実現する。

このトライアル運用を通じて、公共施設の予約から鍵の貸し出しまでのスマート化による住民の利便性向上および管理業務の効率化を検証。市民が便利で快適に暮らすことができる持続可能なまちづくりの促進を目指す。トライアルの詳細はこちら