2023年01月23日 16:16

AI警備システムの「アジラ」は、施設向けAI警備システム「アジラ」のアップデート版v1.5をリリースした。

近年は、多くの施設で防犯カメラが設置されているが、カメラの台数に対し、モニタリング可能な警備員の数は限られている。このような状況のなか、映像解析AIがリアルタイムで異常や不審な行動を自動で検知・判別することで、事件・事故の見落としを防ぎ、警備員の負担軽減への役割が期待されている。AIでのモニタリングと即時通知により、警備員が即応することで、犯罪の未然防止をはじめ、緊急・救急要請の迅速化のほか、施設のセキュリティ向上につながる可能性を秘めている。

「アジラ」は、世界トップクラスの行動認識AI技術を基にした防犯・見守りシステム。既存のカメラをAI化。異常行動(転倒、卒倒、ケンカ、破壊行動)や不審行動(千鳥足、ふらつき、違和感行動)を検出したときのみ、瞬時に映像を通知するため、映像を監視する警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落しも無くすことができる。

バージョン1.5アップデートでは、施設内で発生した子供の迷子捜索をサポートする「迷子検索機能」や、ホスピタリティ強化および駅などにおける白杖利用者の早期発見をサポートする「白杖利用者検知機能」を追加。さらに、車いす利用者の早期発見をサポートする機能を追加した。