2023年01月23日 15:56
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「ユニホー」が、札幌市にて開設準備を進めている都市型水族館「AOAO SAPPORO」では、主要な展示のひとつとして「ネイチャーアクアリウム」の導入を決定した。

「ネイチャーアクアリウム」とは、水草が繁茂する美しい水中景観の中で、小さな生き物たちの営みを自然の中のありのままの姿で観察することのできる日本発祥の展示スタイル。水槽内では、魚たちは水草がつくった酸素(O2)を吸って呼吸し、水草は魚たちが出した二酸化炭素(CO2)で光合成をしており、自然さながらの生態環境を間近に観察することが可能。日本人の自然観を表現しているとも言われる「侘び、寂び」や「禅の精神」を感じさせるデザインは、自然に親しむ文化として世界中のファンから支持されている。

今回の展示は、 東京(東京スカイツリータウン(R)内・すみだ水族館「自然水景」、2012 年)、リスボン(ポルトガル・リスボン海洋水族館「Florestas Submersas(水中の森)」、2015 年)に続く、世界で 3カ所目の常設展示となる。

「AOAO SAPPOROとは、生命が生き生きと繁茂する様子を表す「青々」という単語に由来。札幌という都市のビル内にありながら、海や水の生き物たちの豊かな生態に出会える場所をつくりたい、という思いを端的な言葉に凝縮した。凛とした空間の中で風景絵画のように「ネイチャーアクアリウム」が浮かび上がる展示空間を計画している。