2023年01月20日 19:14

大垣共立銀行と日商エレクトロニクスは、1月20日、デジタルフロントオフィス「Moxo(モクソ―)」を利用した、非対面取引チャネル「オンライン窓口」の試行を開始した。

本件は、非対面チャネルの充実化に向け、各種手続きが非対面で完結可能かをシステム面や運用面で検証するもの。対象店舗に来店した人と本部のオペレーターをタブレット端末のWEBカメラでつなぎ、オンライン上で該当取引(一部の預金取引など)の手続きを行う。利用には、ショートメッセージを受信できるスマートフォンが必要。対象取引は口座開設、相続手続きなど。対象店舗は本店営業部、テラッセ納屋橋支店。

将来はOKBアプリとの連携も想定しており、利用者が対面・非対面を自由に選択でき、来店しなくても窓口と同様のサービスを受けることができるような体制を目指している。

従来からある一般的なコミュニケーションツールは、主に相談業務に活用されていた。一方、契約業務に必要となる本人認証や契約機能は、郵送や別のツールを活用するなど、他の手段で補完する必要があった。Moxoは、チャットやビデオ会議、ワークフロー、電子署名といった多彩な機能をひとつのプラットフォームに集約。それにより、商品提案~契約手続き~アフターフォローに至るすべての応対業務をワンストップで提供し、顧客接点強化につなげることができる。