2023年01月20日 15:20

Solafuneは、岡山市と協働で衛星画像・航空写真解析のAI技術を用いた本市内の河川・用排水路のごみのホットスポット検出ツールの開発を行っている。この度、プロジェクトの概要紹介と現地調査を、報道機関向けに公開実施することを明らかにした。

本市内の灌漑用の用排水路は、延べ延長が約4000km以上あり、生活圏内に張り巡らされている。そのため、ごみが用排水路を通じて川に入ってしまったり、投棄されてしまったりするケースも多く発生している。市内の一部河川等の現地調査によると、河川等にごみが滞留する「ホットスポット」は少なくとも200カ所以上あるとされている。これらのホットスポットは、人が直接現地調査を実施して把握するしか方法がなかった。今回、SolafuneがAI画像解析により衛星画像や航空写真からホットスポットを検出できる技術を提供し、その精度について検証する様子を公開する。

実施にあたっては、プロジェクト説明会を開催する。開催日時は令和5年1月29日。京山公民館が市民向けに行うSDGs交流会の中で、来場者に展示パネル等を使い、このたびの取り組みの紹介を行う。現地調査は1月30日 10時~12時。笹ヶ瀬川流域(北区平田)にて、AI画像解析の技術を用いて特定したホットスポットの現地調査を行い、技術の精度を検証する。