2023年01月19日 09:11

アンビシャスは、東京都でトランクルームを利用している人の利用率・利用状況を調査した。シリーズ初回は東京都でのトランクルームの利用状況をアンケート調査した。

今回のアンケートでは、東京都に在住もしくは東京都で働いている人を対象に、トランクルームの利用有無や利用状況について調査。はじめに、アンケート回答者が東京都内でトランクルームを利用しているかを聞いた。今回のアンケートでは半数をわずかに超える53.5%が東京都内でトランクルームを利用していると答えた。

別調査ではあるが、これまで当コラムで幅広い地域の人を対象にトランクルーム利用率を調査してきた結果、利用率は2割に満たないことがほとんど。これらの数値と比べると、東京都内におけるトランクルーム利用率が非常に高く、都市部においてトランクルームの需要が多いことがうかがえる。

アンケートでは次に、利用しているトランクルームがある地域(エリア)について聞いた。突出して多かったエリアは「都心・副都心エリア(34.8%)」。次いで、都心・副都心エリアの東に隣接する「城東エリア(15.2%)」が多く、「城南エリア」と「城西エリア」はともに10.9%となった。また同率で、都心への通勤利便性が高い「南多摩エリア」も並んだ。

23区内のトランクルームが占める比率が78.2%であることからもわかるように、企業が多い都市部で、通勤通学の利便性が高い立地にあり高級住宅街がある土地であればあるほど、トランクルームの需要が高い傾向にあった。