2023年01月10日 15:03

Intelligence Designは置き去り防止用安全装置として、最悪の事態を未然に防ぐことのできる新たなソリューション「IDEA bus security」のリリースに至った。本製品は、車載カメラ映像から園児の置き去りを画像解析AIにより検知。アラートが自動メール送信される安全装置となっている。
同社では、カメラ映像からマーケティングや防犯に活用できるAI画像解析サービスを展開してきた。2022年9月5日に静岡県牧之原市で発生した「3歳児置き去り死亡事故」を受け、本製品の開発をスタート。関係者の「2度と痛ましい事故を起こしたくない」という強い総意により、画像解析AIを活用した新製品のリリースに至った。
同社保有のAIソフトウェアと車載機器ベンダー提供のハードウェアを組み合わせることで、開発期間の短縮に成功。既存のソフトウェアを使用することで高性能な人物検知を実現している。なお本製品は、実際の送迎バスを利用した3カ月間の実証実験を実施し、厳正なテストを経て製品化。また、国土交通省が公開した「置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」に基づき、「IDEA bus security」は設計されている。
なお1月19日には、今回リリースした「IDEA bus security」製品紹介の無料ウェビナーを開催する。参加申し込みはこちら。同社は今後も、集約 ・蓄積された実験結果やノウハウを活かし、当該サービスを通じて各地域の地域活性化、地方創生を支援していく。