2022年12月28日 12:59

データミックスは、オンライン試験プラットフォーム「Excert」にAIを活用した「受験者の不正検知機能」を実装した。
データミックスは2017年2月に設立以来、データサイエンス領域でのスクール事業や企業研修・コンサルティング事業、データサイエンスビジネス事業の開発などを展開している。「Excert」は、従来のオンライン試験では難しかった「リモート試験官による遠隔監視」を実現。カンニング等不正行為の防止・発見だけでなく、会場での試験以上のきめ細やかな受験者対応を可能にした。2021年以降、在宅オンライン試験や会場型オンライン試験などの多くの団体に利用され、有人監視つきIBTの累計利用者数が30万人を突破した。同日同時タイミングでの1000人超の受験も実施しており、リリース1年で年間10万人、2年で年間20万人と急成長しているサービスとなる。
今回の「受験者の不正検知機能」実装では、AIのモデル選定含む全ての工程を自社のエンジニアチームで実行。データサイエンス領域の事業を行うデータミックスだからこその、内製化による機能実装を実現した。受験者から送信されている映像を、2つの観点「複数の人物が映っている」「画面の中に人物が映っていない」でAIが判断する。IBT方式(自宅や会社で自身のパソコンを用いて受験する試験方式)のオンライン試験において要となる不正行為の監視において、AI機能によるリアルタイムの検知を行うことで、より厳格で効率的な監視業務を実現する。また今後は、上記2つ以外の不正検知についても随時適応を行う予定だ。