2022年12月09日 15:58

ミサワホーム総合研究所は、親子がそれぞれの立場で住まいに潜む「ヒヤリハット」を学ぶ絵本「ヒヤリハットさんちへいってみよう!」の再販を決定し、12月よりAmazonにて電子書籍およびペーパーバックの販売を開始した。

絵本「ヒヤリハットさんちへいってみよう!」は、子どもたちが自発的に絵本に触れて学ぶことができるように、お正月や夏休み、運動会など、身近で興味を抱く10種類の生活シーンにおいて、家庭内の日常的な事故につながる「ヒヤリハット」をコミカルな表現で紹介している。あわせて親など保護者向けに、家庭内で発生する事故を転倒、衝突、誤飲などの11タイプに分けて紹介。事故の対策について、頻度や被害を低減する「環境・設備の配慮」と、子どもの教育やしつけ、保護者の習慣を改善する「習慣・行動の見直し」の両面で解説している。

ミサワホーム総合研究所は、子どもの家庭内事故の予防には住まいの安全性を高めるだけでは不十分だと考え、2009年に、保護者向けに家庭内で起こり得る事故を解説するとともに、子どもが自らの安全判断力を高めることのできる絵本「ヒヤリハットさんちへいってみよう!」を発売した。家庭内事故の死者数は交通事故の約4倍にもおよび、事故の予防には環境や設備などの安全性向上とあわせて生活習慣や行動の見直しが求められる。また、学校や教育関係者から毎年、絵本の再販売について問い合わせがある状況もあり、今回、絵本の販売を再開した。

希望小売価格は、Kindle本750円、ペーパーバック950円(すべて税込)。発売日は、indle本12月4日、ペーパーバック12月5日。

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