2022年12月02日 16:01

スマホに取り付ける顕微鏡レンズ「microHunter X30」が、米国大手ニュース誌TIMEの「Best Inventions of 2022 (2022年最高の発明)」の一つとして、家電部門で選出された。TIMEは毎年このリストの中で、「世界をより良く、よりスマートに、少しでも楽しくする発明品」を厳選し、製品を紹介。ミクロハンターレンズは、「A Smartphone Microscope」という名前で紹介された。

このたび、そのミクロハンターレンズに新製品が加わった。ミクロハンターキットLiteと、ミクロハンターキットPLの2種類のキットが一般販売予定。なお、先行割引販売はmachi-yaにて開始。

ミクロハンターは上海を活動拠点としているリー・キュイさんの発明。2012年に最初の特許を登録して以来、顕微鏡専門家や顕微鏡愛好家たちと協力しながらスマホ用顕微鏡ツール開発に情熱を注いで取り組んできた。指先サイズであるにもかかわらず、光学性能には一切の妥協を許さず、卓上顕微鏡にも匹敵。その光学性能や手軽さに魅了され、世界中にミクロハンターのファンがおり、全シリーズ累計約3万個を売り上げている。

今回ラインナップに新たに加わった「microHunter X100P」では、偏光顕微鏡撮影という、特殊な顕微鏡観察が可能。倍率もX100と同様、100~800倍。結晶や岩石薄片、薄切標本、プラスチックなど透明・半透明な物体の結晶構造やひずみなど、通常目には見えないものを可視化する事ができる。詳しくはこちら